フロントとバックを分業しているチームに入ったとき、「これはフルスタックをやっていないと気づきにくいな」と思う場面がいくつかあります。
API 設計はフロントの画面から考える
バックエンドだけを見ていると「DB の構造に沿った API」を作りがちです。でもフロントが必要なのは「画面を描画するのに必要なデータ」であって、DB の正規化に付き合う必要はありません。
商品詳細ページを作るとき、バックエンド視点だと「商品テーブルの 1 件」を返せばいいように見えます。フロントが実際に欲しいのは、商品情報 + カテゴリ名 + 在庫数 + 入出庫履歴を 1 リクエストで取れるレスポンスだったりします。
フルスタックでやりがちな罠
一人でフロントもバックも書いていると、「自分にとって都合のいい API」を無意識に作ってしまいます。後から別の人が使おうとしたとき、「これ何のためのパラメータ?」という API が量産されていました。
「3 ヶ月後の自分は他人」という前提で設計するようにしてから、この問題は減りました。
「動いてるからいいか」が一番危ない
エラーハンドリングが雑、ログが出ていない、テストがない——全部後から「あのとき直しておけば」になります。動いた瞬間に少し追加投資する習慣があると、半年後の自分がちょっと感謝してくれます。